奈良大学 鎌田研究室　　江戸からくり玩具 談義
　　縁（えん）日：2005.06.09
　　場所：奈良大学　鎌田研究室


　　半年ぶりに、奈良大学鎌田研究室非常勤講師の安田真紀子さんを訪ねました。
　　鎌田研究室は、江戸時代の代表的な庶民の旅「お伊勢まいり」の実践や、江戸時代のから
　　くり玩具の復元を通じて社会や人間に関する情報を記録する「実験歴史学」を学生達に学ば
　　せているようです。

　　昨年１２月に訪ねた時、江戸時代の座敷からくり人形の「茶運び人形」を復元した学生さん
　　たちに、いろいろ作るときの苦労話を聞かせてもらいました。
　　ちょうど私が悩んでいた作り方など細かく教えていただいたおかげで、私も「茶運び人形」を
　　作ることが出来ました。
　　そのお礼にと、完成した「茶運び人形」を持ち込んでお訪ねしたのですが、残念ながらその
　　方達は卒業されてお会いすることが出来ませんでした。
　　しかし安田先生が後輩の学生さんたちを集めていただいていたおかげで、その方達に
　　「茶運び人形」を披露することが出来ました。ありがとございました。

　　そして今回も、先輩達の作った、江戸からくり玩具をたくさんひっぱりだして、先輩の苦労
　　やら、しくみの面白さやら、触って楽しみながら、江戸からくり玩具談義をすることが出来ま
　　した。
　　また今の学生さんたちは、秋の学園祭に向けて、これから作るからくり玩具の研究に頭を
　　悩ませているようでした。
　　どのようなものが出来上がるのか、次は、秋の学園祭に訪ねるのが楽しみです。　
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