作品名：コミュニケーション1,2の1カエル 　制作：はらっく工房
　　　２０１４年７月１６日 制作
　デザイン：蓮渓（はすたに）円誠氏
　出典：丹波の森ウッドクラフト展
　　　　　木のおもちゃ大賞　より
　　　　　W２４５×H２５０×D９６ mm
　　　　　材種： 桑、マホガニー、桂など　　　
　この作品は、蓮渓さんが、第24回（2011年） 丹波の森ウッドクラフト展 木のおもちゃ大賞 一般の部
　でグランプリを受賞したものです。
　作品は、コミュニケーション1,2で、1カエルと2水鳥の組み作品となっています。
　そのうちの、1カエルを作らせてもらいました。

　作者の蓮渓さんのコメント
　　　１対の動物を向かい合わせに配置し、ハンドルを回すと、お互いに相手にコミュニケーションを
　　　とっているようなモーションをおこします。
　　　コミュニケーション１はカエル、コミュニケーション２は水鳥で、同じ動きを応用した作品です。
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　作者のコメントは、簡単な表現になっていますが、実際に触って動かしてみると、実に面白い、楽しい、
　何とも言えないほのぼのとした気持ちがわき上がってくる、というような作品です。

　ハンドルを回すと、右のカエルが口をパクパクさせて声（音が鳴る）を出します。右が終わると、今度
　は左のカエルが同じように、口をパクパクさせて声（音が鳴る）を出します。さらにハンドル回すと、
　だんだんと声が重なってきます。
　会話をしているのか、歌でも歌っているのか。

　単純に交互に声を出すだけでなしに、交互から重なって、また交互にと変化がいいですね。
　径の違う二つの円盤で動きをコントロールすることにより、二匹のカエルの動きが微妙にずれてくる
　ため、あ、違う、もっと回したらどうなるんだろうと思うようで、飽きが来ませんね。


　丹波の森ウッドクラフト展 木のおもちゃ大賞の応募作品の公開展示で作品を見た時から、いつか作り
　たいと思っていましたが、やっと作る事ができました。

　組み作品となっていますので、いずれ2水鳥も作りたいですね。
　しかし、2水鳥は、しっかり観察していませんでした。また、丹波年輪の里に見に行かないと。

　蓮渓さんには、このようなユニークで楽しい作品を作ってもらって感謝ですね。
　発想力のない私には、人の作った作品を真似して作らせてもらうのが楽しみなものですから。
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