夢からくり一座パリ公演　”からくり人形の動態展示”

縁（えん）日： 2018.11.02-03　�@13:00　�A14:15　�B15:30　�C16:45　�D19:00　（各30分） 　場所 　　　 ： パリ日本文化会館　（フランス・パリ） 　夢からくり一座（東野秀規座長他5名）の初の海外パリ公演（表、裏）　”からくり人形の動態展示” 　は大成功でした。 　2日間合計10回公演は、大入り満員（100席）となり、上演中、お客様から拍手を沢山もらい、楽し 　んでもらっている様子が伝わってきて、とてもやりがいがありました。 　また、公演後は、作品の回りが人だかりになり、夢中で写真を撮ったり、我々に話しかけてきて、 　感動した旨のお言葉を沢山いただきました。 　作品は、東野進氏製作の弓曳き童子、茶酌娘（茶運び人形）、品玉人形、文字書き人形、弓射り 　甲胄武者人形の５種類を持参しました。 　いずれも、日本で最高の技術が詰め込まれた作品です。 　実演者は、東野秀規氏です。 　口上を述べる太夫は、谷本貴子さんです。通訳は、パリ在住のニモンさんです。 　私も、二番目の出し物として、茶酌娘（茶運び人形）の実演をさせてもらいました。 　茶酌娘（茶運び人形）のお客様に、来場者のフランスの人になっていただきましたが、ほとんどの 　人が、ちゃんと正座されたのには驚きました。 　日本の文化が浸透しているのでしょうか。 　最高の盛り上がりは、やはり最後の出し物、弓射り甲胄武者人形ですね。 　この人形は、迫力があります。5ｍ先の的に矢が当たると、お客様は、拍手喝采です。 　今回の公演は、江戸東京博物館から話があり、1年前から企画が動き出したようです。 　企画の課程で、パリ東京文化タンデム2018 　（ﾌﾟﾚｽ別紙）の公式企画になり、 　またジャポニスム2018：響き合う魂　の特別企画にもなりました。 　パリの町は、この二つの大きなイベントで日本文化が花開いている様子でした。 　7月から始まっているジャポニスム2018：響き合う魂では、歌舞伎が来た、若冲展が素晴らしかった、 　MANGA、アニメを見るのが楽しみだ、という声が聞かれました。 　また、町外れの閑静な公園の立て看板に、パリ東京文化タンデム2018のチラシが貼ってあるのを 　目にしました。 　多くのフランス人が、日本文化に興味・好意を持っていることを感じました。 　今回の行程は、実演が2日、設営・撤収が2日、観光が2日の計6日間でした。 　観光については、会館、フランスの祝日などの関係で設定されたもので、とてもラッキーでした。 　おまけの観光を利用して、エッフェル塔、ルーブル美術館、凱旋門など大定番スポットを回ってき 　ました。 　お土産は、日本人ショコラティエ　佐野恵美子さん（25歳で渡仏し10年修行してパリに店を構えた 　人　レ・トロワ・ショコラ　LES TROIS CHOCOLATS　）が作るチョコレートにしました。 　今回の公演は、夢からくり一座、江戸東京博物館、パリ日本文化会館、JTB、日本通運等による、 　周到な準備・運営により、無事に終了したものと思います。 　　（まだ、現時点で作品は、帰っていないようですが） 　今回の一大プロジェクトに参加させてもらえたことは、貴重な経験になりました。 　夢からくり一座理事長の東野進氏およびすべての関係者に感謝したいと思います。

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