作品名：弓曳き武者人形　一部設計変更
　　　　　　　　　　　（ぜんまい軸受け（後）、ドラム滑車）		 　制作：はらっく工房
　　　２０２１年１２月１２日
　デザイン：オリジナル
　出典：弓曳童子
　　　　 弓曳き甲胄武者人形　参照
　　　　　W３６０×H６００×D３６０ mm
　　　　　材種： 木曽桧、ミズメ、樫　　　
　　足下にある矢台から矢をつまみ、弓につがえて、狙いを定め、的に向かって矢を射ります。
　　4本の矢を連射します。矢は、3m強飛び、的に刺さります。
　　座って矢を射る弓曳童子の、立ち弓曳きバージョンです。　

　　2020年10月2日製作の弓曳き武者人形の一部設計変更です。
         
弓曳き武者人形の完成から、多数回動作を重ねるうちに、設計変更が望ましい部分が
二カ所見つかりました。

一つは、ぜんまい軸受け（後）のぜんまい軸留め輪ばね受けの目釘の留め方です。
目釘には、大きな力が常にかかっています。動作の振動により、目釘が浮いてきました。
目釘を檜の板に打ち込んだだけでは、強度が不足していました。
このため、写真のように、裏に真ちゅう板を貼り補強しました。

もう一つは、ドラム滑車のドラム外形の大きさです。
ドラムの直径86mmでは、小さすぎて、ぜんまいを巻く時に大きな力が必要でした。
ドラムの直径を、86mmから98mmに変更しました。
ドラムに差し込む滑車部分も、それに合わせ大きくしています。

書籍（江戸からくり卷５弓曳き武者人形復元）を購入され製作された方は、修正を
よろしくお願いいたします。
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